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タワーサイド歯科室・斉藤歯科医院のスタッフから、読者の皆様へのメッセージです。
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怖〜い歯科金属アレルギーとは?

金属アレルギーとは?

金属アレルギーは、異種の金属を混ぜた合金がだ液や汗などの液体に触れることによって金属の間に電流が発生し、金属成分がイオン化して体内に取り込まれることで発生します。イオン化した金属は、タンパク質と結合してアレルギーの原因物質である「アレルゲン」に変質し、体が異物である「アレルゲン」を排除しようとして過剰な抗原抗体反応が起こるのです。金属アレルギーは、すぐに症状が現れるものではありません。数年、あるいは何十年もたって突然でてくることもあります。また、歯科用金属が原因での金属アレルギーの症状は、口内のただれや口内炎などだけでなく、ピアスやネックレスでのかぶれ掌蹠膿疱(しょうせきのうほう)症などの皮膚炎、肩こり、だるさ、脱毛症など全身に症状が及ぶ可能性もあります。口腔内の歯科用金属を除去すると軽減することがあります。

 

歯科治療ではどんな金属が使用されているの?

歯科治療では、保険の詰め物や被せ物、ブリッジなどに使う銀歯(12%金銀パラジウム合金)のほか、根の治療後に使う土台や入れ歯などに様々な金属が使用されています。

 ■アマルガム:

40〜50%の水銀、銀、スズ、銅などからなる化合物です。以前は保険診療で詰め物に使われていましたが、水銀が体内に流出して脳や腎臓、肝臓などに蓄積される危険性が指摘されています。1970年代以前に虫歯治療を受けた場合は、詰め物に使われている可能性がありますので、ご不明の方はお声かけください。別の材料に取り換えることをお勧めします。

 ■12%金銀パラジウム合金:

銀が約半分含まれた合金です。日本では保険診療で多く使われていますが、金属アレルギーの可能性があり、医療先進国のドイツや北欧の国々では、国から使用しないよう勧告が出されています。

 ■銀合金:

保険診療の適用材料のひとつです。12%金銀パラジウム合金よりも軟らかく、被せ物の土台によく使われますが、錆びやすく、銀の成分が溶け出して歯茎が黒くなることがあります。

 

金属アレルギーを予防するには?

金属アレルギーは、一度かかってしまうとなかなか完治しない病気です。予防のためには、金属を使用しない治療を選択することが大切です。自費治療では、ジルコニアやセラミック材料が選べます。金属を使わないだけでなく、白くて美しく、歯にぴったり接着できるので丈夫で長持ちします。最近は保険でも、被せ物や詰め物にプラスチックとセラミックを混ぜた材料が選べるようになりました。ただし、色数が少なく、割れたり脱離しやすいという欠点があります。既に金属で治療を終えた歯があり、金属アレルギーがご不安な患者さんや金属アレルギーでお悩みの患者さんは、お気軽にご相談ください。

院内報【伝人】2018 | permalink | - | - | pookmark |