百害あって一利なし!タバコがもたらす悪影響
★タバコは良くない
タバコの煙の中には、約4,000種類の化学物質が含まれ、そのうちの約200種類が有害物質で、発がん物質が約70種類と言われていています。
また、タバコを吸っていない人も一緒にいる人のタバコの煙(副流煙)を吸ってしまう、受動喫煙による健康被害も問題になっています。
今までは、タバコは嗜好品であるとみなされていました。しかし、現在では、タバコが止められないのは、心理的依存とニコチン(依存性薬物)に対する身体的依存(ニコチン依存)より成り立つ「ニコチン依存症(薬物依存症の一つ)」として認識されています。
一方で、タバコのお口への悪影響はあまり知られていません。今回はどんな影響があるのかをご紹介します。
★タバコが口腔内にもたらす影響は?
1.歯肉の色素沈着
タバコを吸うことによって、口腔粘膜や歯ぐき でのメラニン産生細胞が刺激され、歯ぐきが黒ずんできます。
ご本人は気にしていなくても、笑った時、ご飯を食べるときなど、黒ずみは存外目立ってしまうもの。
また、ご両親が喫煙者であった場合、その子どもさんの歯ぐきまで黒ずんでしまうことが頻繁に見られます。
2.歯の着色
タバコのヤニが歯の表面や歯石に付着して、歯が茶色く、あるいは黒く着色します。
一度ついたヤニはブラッシングでは取ることができないため、歯科医院で落とす必要があります。
3.口臭
タバコを吸う人には特有の口臭があります。
タバコに含まれるニコチンやタールが歯ぐきの血管を収縮させ、血行を悪くし、唾液の分泌量も低下させてしまいます。
唾液の自浄作用が低下するので、結果として口臭がひどくなります。
4.歯周病
喫煙者は非喫煙者に比べ、歯周病のリスクが大幅に高くなります。
しかも1日の喫煙の本数が増えれば増えるほどリスクが増加します。
タバコを吸っているとニコチンによる血管収縮作用により、歯周病の症状に気が付かず、重症になる傾向にあります。
5.その他の影響
インプラントは、歯を失っても自分の歯のように噛める治療ですが、基本的に禁煙が前提です。
喫煙は、口腔癌(舌癌・口腔底癌・歯肉癌・頬粘膜癌・口唇癌)などのリスクも増加します。
★禁煙しよう
歯周病は歯を失うリスクが高く、成人病の原因となる恐ろしい病気です。
喫煙習慣のある方は禁煙をめざしましょう。
また、定期的に歯科を受診して歯周病の予防に努めましょう。
タバコの煙の中には、約4,000種類の化学物質が含まれ、そのうちの約200種類が有害物質で、発がん物質が約70種類と言われていています。
また、タバコを吸っていない人も一緒にいる人のタバコの煙(副流煙)を吸ってしまう、受動喫煙による健康被害も問題になっています。
今までは、タバコは嗜好品であるとみなされていました。しかし、現在では、タバコが止められないのは、心理的依存とニコチン(依存性薬物)に対する身体的依存(ニコチン依存)より成り立つ「ニコチン依存症(薬物依存症の一つ)」として認識されています。
一方で、タバコのお口への悪影響はあまり知られていません。今回はどんな影響があるのかをご紹介します。
★タバコが口腔内にもたらす影響は?
1.歯肉の色素沈着
タバコを吸うことによって、口腔粘膜や歯ぐき でのメラニン産生細胞が刺激され、歯ぐきが黒ずんできます。
ご本人は気にしていなくても、笑った時、ご飯を食べるときなど、黒ずみは存外目立ってしまうもの。
また、ご両親が喫煙者であった場合、その子どもさんの歯ぐきまで黒ずんでしまうことが頻繁に見られます。
2.歯の着色
タバコのヤニが歯の表面や歯石に付着して、歯が茶色く、あるいは黒く着色します。
一度ついたヤニはブラッシングでは取ることができないため、歯科医院で落とす必要があります。
3.口臭
タバコを吸う人には特有の口臭があります。
タバコに含まれるニコチンやタールが歯ぐきの血管を収縮させ、血行を悪くし、唾液の分泌量も低下させてしまいます。
唾液の自浄作用が低下するので、結果として口臭がひどくなります。
4.歯周病
喫煙者は非喫煙者に比べ、歯周病のリスクが大幅に高くなります。
しかも1日の喫煙の本数が増えれば増えるほどリスクが増加します。
タバコを吸っているとニコチンによる血管収縮作用により、歯周病の症状に気が付かず、重症になる傾向にあります。
5.その他の影響
インプラントは、歯を失っても自分の歯のように噛める治療ですが、基本的に禁煙が前提です。
喫煙は、口腔癌(舌癌・口腔底癌・歯肉癌・頬粘膜癌・口唇癌)などのリスクも増加します。
★禁煙しよう
歯周病は歯を失うリスクが高く、成人病の原因となる恐ろしい病気です。
喫煙習慣のある方は禁煙をめざしましょう。
また、定期的に歯科を受診して歯周病の予防に努めましょう。