★歯が残っているほど長生きできる!?
9月19日(月)は敬老の日。大好きなおじいちゃんおばあちゃんには、いつまでも生き生きと元気でいてほしいですね。
さて、日本歯科医師会が公開をはじめた「健康長寿社会に寄与する歯科医療・口腔保健のエビデンス2015」によると、80歳での残存歯数は平均14本で、年々増加傾向にあるそうです。
そして、歯が多く残っている人ほど、自分の歯で食事ができ、健康に暮らしていることがわかりました。
★歯を長く守るためのケアを見直そう!
日本人が25歳までに歯を失う原因の第1位は、外傷や矯正での抜歯です。
ところが40歳以上では歯周病そしてむし歯が80%以上を占めます。
歯を長く守るため、自分でできるホームケアと、プロフェッショナルケアを見直しましょう!
歯並びや口の大きさなどは人それぞれ。歯科医師や歯科衛生士から、自分にあったブラッシング方法や器具などの指導を受けましょう。
・道具にこだわる
歯ブラシは1か月に1回は替えましょう。
毛先が開いていなくても弾力が低下しています。
当院では歯垢除去効果の高いプロスペックという歯ブラシを販売しています。
歯科衛生士に相談して、自分にあった道具を選びましょう。
・歯ブラシだけに頼らない
歯は凸凹していたり隙間があったり、歯ブラシだけでは磨き残しがでてしまいます。
歯科衛生士に正しい歯磨き方法や、歯間ブラシ、フロス、ワンタフトなどを使って隅々まで掃除する方法を習いましょう。
・食事は規則正しく
「だらだら食い」や頻回の間食は、歯の再石灰化が起きにくくなりむし歯の原因になります。
もちろん肥満の原因にもなってしまいます。
「だらだら食い」は避け、規則正しい食生活を心がけましょう。
・砂糖に注意する
砂糖はむし歯菌の大好物です。清涼飲料水にはおどろくほどの砂糖が含まれています。
どうしても口にしたい時は、食べたり飲んだりした後に口をゆすぐか、歯を磨きましょう。
・食後は必ず歯磨き
食後は必ず歯磨きをしましょう。また、寝る前には念入りに歯磨きをしましょう。
・ご家庭でもフッ素
市販の歯磨剤の多くにフッ素が配合されています。しかしむし歯予防に十分な効果を得られていないことがほとんど。
歯科医院であなたにあったフッ素の使用方法を教えてもらいましょう。
・定期的にメンテナンスを受ける
歯の汚れは(歯垢や歯石)、どんなに頑張っても日ごろの歯ブラシだけで落としきることは困難です。
4か月に一度は歯科衛生士さんに、徹底的に歯石や歯垢を除去してもらいましょう。